古屋圭司国家公安委員長兼拉致問題担当相は20日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。春季例大祭(21~23日)に合わせる形で参拝した閣僚は、新藤義孝総務相に続き2人目。参拝後、記者団の問い掛けには無言だった。東京裁判のA級戦犯を合祀する靖国神社への参拝に中国、韓国の反発が予想される。
古屋氏は第2次安倍内閣発足後、春と秋の例大祭期間中と、終戦記念日の8月15日にそれぞれ参拝した。今回の春季例大祭に合わせた参拝については今月18日の記者会見で「適宜適切に判断する」と述べていた。
安倍晋三首相は昨年12月に参拝したばかりである上、オバマ米大統領の来日が近いことから参拝は見送り、代わりに「真榊」と呼ばれる供物を奉納する方向だ。
首相は閣僚の参拝について、それぞれの判断に委ねており、新藤氏は今月12日に参拝した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140420/plc14042009370006-n1.htm